2022年10月3週目の資産運用状況や今後の見通しについて自分なりの考察を公開していきます。
以前まとめた資産運用方針は以下になります。
資産形成というワードがトレンドとなって少し経ったと思います。老後2,000万円問題をはじめ、将来的に必要な資金は自己責任において資産形成をする必要があります。
長らく日本経済はデフレ、不景気により1億総貧困時代に突入しているといわれて[…]
先週の資産運用状況はこちら↓
2022年10月2週目の資産運用状況や今後の見通しについて自分なりの考察を公開していきます。
以前まとめた資産運用方針は以下になります。
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投資に関する決定はご自身の判断において行っていただきますようお願い申し上げます。
目次
今週の市場動向
先週から引き続き米国の消費者物価指数(CPI)の結果を受けて、今週も円安ドル高の動きになりました。ドル円は152円に到達しようかというところまで円安が進行しました。
ところが、10月21日の深夜0時頃から急激に5円ほど円高方向に動き、一時146円17銭まで動きました。おそらく政府財務省による為替介入と思われます。
150円に向かう途中で何度が1円ほど急激に円高に動くタイミングがありました。これが為替介入かは正式に発表されていませんが、1円円高にしてもすぐに戻してしまいさらには上昇スピードが上がる結果になったので、本格的な為替介入を行ったのかもしれません。
最終的にはドル円は147円72銭まで戻しましたが、週明け以降に再び為替介入が行われるのか、はたまた押し目買いされるのか注目です。
とはいえ、円安の原因は米国のインフレによる金利上昇で世界的に見るとドル高という状況となっています。
日本は金融緩和を行うことでマイナス金利となっていますが、この金利差によってドルが買われています。
日本側の立場から言うと、緩やかな円安進行については容認していることと、金融緩和を維持している日銀総裁の黒田さんの任期があと半年であることからまだ円安方向への動きは続きそうです。
また米国側からするとこの先インフレに歯止めをかける必要がないと判断され金利上昇スピードが緩やかになったり逆に下げる方向に動き出すと今度は円高方向に急激に動く可能性があります。
そのため、今後の米国の消費者物価指数(CPI)や雇用統計は注視が必要ですね。
米国株ETF
SOXL
毎週金曜日に50ドルずつ購入しています。
2022/10/21に定期購入する予定でしたが、ドルの準備が間に合わなかったこととと、為替介入が影響したのかわかりませんが7.5ドルから8.55ドルまで上がってしまったので今週は購入を見送ってしまいました。
結果トータルの状況は以下となります。
保有数量 | 外資建評価額 | 外資建評価損益 | 取得単価 | 取得金額 |
87口 | 746.46ドル(112,289円) 先週:602.91ドル(88,923円) |
-499.38ドル -40.08%(-60,319円 -34.95%) 先週:-642.93ドル -51.61%(-83,598円 -48.46%) |
14.32ドル(1,984円) 先週:14.21ドル(1,983円) |
1,245.84ドル(172,521円) 先週:1,245.84ドル(172,521円) |
2022/10/21終了時点での日足、週足となります。
まずは日足。
日足の移動平均をみると、短期、中期、長期はまだまだ下降しています。
また、為替介入の影響も後押ししてか、最終的には8.5ドルまで戻しています。
ボリンジャーバンドは-2σから乖離し始めています。ミドルラインの9ドル後半を超えるかどうかが来週以降の注目ポイントです。
MACDについてはダイバージェンスがとなっているので、ここから少し戻しが入る可能性があります。
次に週足です。
週足についても、それぞれ移動平均線は下降しています。
ただ、短期戦と中期線が近づいてきているので、これがゴールデンクロスしてくると中期的には上昇して戻す可能性が高いですね。
ボリンジャーバンドは-2σから乖離し始めました。10月いっぱいは下落しそうに思っていましたが、ここから上昇しそうです。
MACDはもみ合っているので判断しにくいですが、移動平均やボリンジャーバンドも含めて総合的に考えると上昇しそうなのが今の考えです。
SOXS
SOXXが底を打つまで保有する前提でSOXSを運用しています。
2022/10/21終了時点での購入した結果トータルの状況は以下となります。
保有数量 | 外資建評価額 | 外資建評価損益 | 取得単価 | 取得金額 |
6口 | 381.00ドル(57,313円) 先週:480.30ドル(70,839円) |
+163.92ドル +75.51%(+27,505円 +92.27%) 先週:+263.22ドル +121.25%(+41,031円 +137.65%) |
36.18ドル(4,968円) | 217.08ドル(29,808円) |
先週の段階では90ドルを超えて100ドルを目指すと思っていましたが、テクニカル的にはここから下落しそうになっています。
SOXX自体がまだ下がる可能性があるため、SOXSについては下落したポイントで買い増ししてもよいかもしれません。
SPYD
高配当ETFとしてSPYDを運用しています。
2022/10/21の週については追加購入は行いませんでした。
保有数量 | 外資建評価額 | 外資建評価損益 | 取得単価 | 取得金額 |
27口 | 1,003.86ドル(151,010円) 先週:974.16ドル(143,678円) |
-85.32ドル -7.83%(+593円 +0.39%) 先週:-115.02ドル -10.56%(-6,739円 -4.48%) |
40.34ドル(5,571円) 先週:40.34ドル(5,571円) |
1,089.18ドル(150,417円) 先週:1,089.18ドル(150,417円) |
積立NISA
積立NISAの運用状況は以下のようになっています。
銘柄名 | 保有金額 | 評価損益 | 取得単価 | 基準価格 |
SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | 314,913円 先週:309,363円 |
+23,902円 (+7.59%) 先週:+18,352円 (+5.93%) |
16,412円 先週:16,412円 |
17,760円 先週:17,447円 |
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 287,108円 先週:280,486円 |
+12,107円 (+4.21%) 先週:+5,485円 (+1.96%) |
16,196円 先週:16,196円 |
16,909円 先週:16,519円 |
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) | 71,606円 先週:72,138円 |
-1,722円 (-2.4%) 先週:-1,190円 (-1.65%) |
12,817円 先週:12,817円 |
12,516円 先週:12,609円 |
レオス-ひふみプラス | 85,482円 先週:85,745円 |
-8,518円 (-9.96%) 先週:-8,255円 (-9.63%) |
48,951円 先週:48,951円 |
44,515円 先週:44,652円 |
トータルの運用状況は以下です。
評価額合計 | 評価損益合計 |
759,109円 先週:747,732円 |
+25,769円 (+3.39%) 先週:+14,392円 (+1.92%) |
まとめ
今週は政府財務省の為替介入の疑いもあり、ドル円相場が乱降下していました。
今後は米国のインフレの出口がどこになるかがドル円の動きに関わってきそうですが、年内は変わらない予想なので為替介入で円高に振れた今、少しドルを買ってみてもいいかもしれません。
その場合は、利確ポイントと損切ポイントはしっかり見極める必要がありそうです。
投資に関して知識をつけたい人は以下のような書籍を読んでみるのをおすすめします。 投資は元本割れになる可能性が高く、特に最初はマイナスになるのは仕方ないかもしれません。 だからこそ、自身の資産に直結することについて多方面から様々な情報をインプットして行動原理とすることが大切だと考えます。